Rules of Employmentの記念すべき1ページ目においで下さり、ありがとうございます。
ここでは就業規則という会社の規則について、知っていただくと共に、その英文の翻訳版を作る際のヒントなどもご紹介していきます。私はサラリーマン時代は、貿易業務に従事していて、米国に5年の駐在経験もあり、それを通じて米国人の権利に対する考え方には日本人以上に強いものがある事を学びました。今、外国人社員は普通の日本の会社で普通に働いています。問題が起きたときのためにも、就業規則の翻訳版を作っておきましょう。
もし、外国人社員がいたら、日本語の就業規則だけでは足りませんね。
どうしても英語の就業規則が必要になります。特に契約意識の高い外国人を雇っていらっしゃる会社では、雇用契約書だけでは書き尽くせないような事項もあり、就業規則でそこを補うということが求められています。
日本語版でもそうですが、社員にとって不都合なことは,小さな事でも前もって知らせておかないと、後になって、「知らなかった」、「そのような決まりがあるならこの会社には来なかった」、「会社の決定は不当だ」等と反論されてしまいます。
これで労使トラブルになることは結構あるのです。
私は、特定社会保険労務士ですが、英語の就業規則を作っておかなかったことが、労働審判で、解雇が無効となる一つの要因となり、結果、負けた会社のことを知っています。このような事態はおそらく他の会社でも起きているのではないでしょうか?
そこで、これから、英文で就業規則を作る際のヒントなどを書いていきます。
就業規則の原文は普通は日本語ですから、これを英訳すれば良いだけのことですが、実際にやってみると結構大変です。労務管理のプロである社会保険労務士が翻訳すれば、安心ですね。
通常、就業規則は日本語版でも法律の文章のような書き方がしてあり、理解するのが大変な時があります。英訳したら,意味が違ってしまったなどということの無いように気をつけなければいけませんね。
では、まず、就業規則とは英語で何と表現すればよいでしょうか?
このブログのタイトルにもなっていますが、 Rules of Employment が一般的なようです。
Rulesと複数形を取りますのでご注意下さい。
この他にも、Employee's regulation とか Office Management Rules などといった表現も使われるようです。
このような感じで少しずつ進めていきます。時々見に来ていただければ、新しいInfoがあるかも知れません。
それではまた
ALJAN事務局
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